差押えと参加差押え

参加差押えの「参加」とは、他人の行為に加わるという意味ではなく、先の行為に加わるという意味です。

公租公課の滞納処分において、まったく差押されていない財産を初めて差し押さえるのを「差押」。その他の国税・地方税その他の公租公課にかかる「差押」財産を、再度差し押さえる場合を「参加差押」と言います。

要するに、税などの滞納処分による「差押」の後、同じ財産に再度、税などの滞納による差押えをする場合は、2度目以降を「参加差押」と表記する決まりになっています。
これは法律用語であり、他の行政機関が差押えた財産であろうと、自らが差押えた財産でも同じ用語を用います

土地の登記簿謄本にそのような記載があるのは、最初の差押えが税金などの滞納により差押えられた事を示し、金銭貸借・売買などの民事による差押えでないことを意味しています。



不動産仲介業者の方に

「差押えと参加差押えってどう違うの?」と聞かれましたので、調べて回答いたしました。

司法書士をしていますと、即座の回答を求められることがままありますが、

自分の知識が不十分な場合は、少し時間をいただいてから回答するようにしています。

不正確な事を伝えてはいけませんからね
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by 073995332 | 2010-12-08 12:33 | 登記